佐々木朗希のドジャース背番号『11』に

2025.1.21

 

【FOXスポーツ公式インスタグラムより】

 

米国のメジャーリーグ(MLB)で活躍するロサンゼルス・ドジャースは、

20日(日本時間21日)、同チームの内野手ミゲル・ロハス(35歳)が

背番号を「11」から「72」に変更することを正式に発表した。

この変更により、ロハスが長年愛用していた背番号「11」は、

今後、ロッテから移籍してきた佐々木朗希投手(23歳)に

譲られることがほぼ確実となっている。

ロハスは、マイアミ・マーリンズおよびドジャースでの

通算1182試合に出場してきた、

守備位置を複数こなすユーティリティープレーヤーだ。

特に昨シーズンは、遊撃手および二塁手として103試合に出場し、

打率2割8分3厘を記録。

打撃だけでなく、守備面でも安定したプレーを見せた。

さらに、グラウンド外でも、チームのベテランリーダーとして若手選手を引っ張り、

ドジャースのワールドシリーズ制覇において重要な役割を果たした。

ロハスが新たに着ける背番号「72」は、

実は2014年にドジャースでメジャーデビューを果たした際に付けていた番号だ。

ロハスはその後、数々の成功を収め、メジャーリーガーとして名を馳せたが、

左腕にはかつての背番号「11」をタトゥーとして彫るほど、深い愛着を持っていた。

しかし、20球団以上が争奪戦を繰り広げた末、

佐々木朗希選手に「11」を譲ることが決まった模様だ。佐々木は、ロッテからドジャースへと移籍し、その背番号「11」を受け継ぐことが濃厚となっている。

ロハス自身は、背番号変更に関して20日までにインスタグラムのストーリーズを更新し、

「72」の背番号を着けた初年度の写真を公開。

「原点回帰」などとコメントを添え、ファンに向けて変更を予告していた。

その後、米スポーツ専門メディア「ザ・ビッグリード」がロハスに対し、

メールで確認を行ったところ、ロハスは「確かに佐々木選手のために背番号を譲り、

2014年にドジャースで着けていた背番号『72』に変更することを認めた」と

語っており、背番号変更が正式に確認された。

また、佐々木朗希選手については、

彼が高校日本代表として

2019年9月のU18ワールドカップで

背番号「11」を着用していたことが記憶に新しい。

佐々木朗希選手はその番号「11」を受け継ぎ、

メジャーリーグで新たな歴史を築くことが期待されている。