"俺以外のヒーローはいらない"
魔裟斗インタビュー!

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"標的はK-1ヒーローの中にあり"
山本"KID"徳郁インタビュー!

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― さて、もう少しプライベートのことをお聞きしたいんですけど、KID選手は何か趣味をお持ちなんですか。
KID 音楽を聴くくらいかな? それくらいしかパッと思いつかないけど。
― 音楽のジャンルっていうと、どんな感じのものが好きなんですか。
KID やっぱりレゲエですね。
― そういえば、入場曲にもレゲエの曲を使っていますものね。音楽はいつも爆音で聴くんですか。
KID そう、爆音で聴くのが一番いいよね。
― 爆音で聴くとなると、場所って限られてきますよね。どういうところで音楽を聴くんですか。例えば、車の中とか?
KID 車の中も、けっこう音を出して聴いてますよ。
― さすがに家では、大爆音で聴くことは難しいですよね。
KID そうなんですよね。音をでかくして聴いてると、うちのカミさんにボリュームを下げられちゃうんですよ。でも、俺の影響で、子供の方はだんだん大音量が好きになってきましたよ。
― 本当ですか?
KID 一緒にいるときは、ガンガン音を出して、相当二人でノリノリになってるんですよ。それで、おばあちゃんとかカミさんが来ると、音を下げられちゃう(笑)。
 ― 身体に悪影響だっていうことですか。耳が悪くなっちゃう、とか?
KID そうじゃなくて。ただ単に「うるさい」って言われるんですよ。自分にとって不快だと全部ダメなの。
― いろいろ気を使わないといけないことがたくさんあるんですね。ご苦労様です(笑)。普段奥さんとはどこか出かけられたりするんですか?
KID この間、旅行に少しだけ行って来ましたよ。
― そういえば、先日の試合後すぐに旅行に行かれてたんですよね。どうでした? ゆっくりできましたか?
KID いや、時間がなくてそうでもなかったですよ。
― どのくらい行かれていたんですか。
KID 一泊してすぐ帰ってきた感じなんですよ。
― 一泊ですか? それじゃ、何にもできないですよね。
KID そうなんですよ。
― 海外にはよく行かれるんですか。
KID ハワイとかに行きますね。
― 向こうに行って、何かされているんですか。例えば、サーフィンとかですか。
KID いや、ゆっくりしてくるだけですよ。あとは、カミさんに一日中買い物に付き合わされてる感じですかね(笑)。
― いいことじゃないですか。家族サービスはやっぱり大切ですよ。でも、ハワイっていうと、海関係の遊びがメジャーじゃないですか。ビーチに行って遊んだりすることはないんですか。
KID ビーチにもたまに行きますよ。でも、今はのんびりするために向こうに行きますからね。サーフィンとか身体を動かすことはしないですよ。
― 格闘技をやる前はどうでしたか? 十代の頃っていうと、サーフィンとかスケボーとか、横乗り系のものが流行する瞬間って誰でもあるじゃないですか。
KID あ、スケボーはやってましたね。
― なるほど、KID選手はスケーターだったんですか。けっこうハマってたんですか?
KID そうですね。けっこうやってましたよ。オーリー(※デッキと共に身体をジャンプさせるトリック)をひたすら練習したりしてずっと遊んでましたもの。でも、あっちに行くようになってからやらなくなっちゃったけど。
― そう、KID選手はアメリカに行っていた時期があるんですよね。でも、なんでやらなくなっちゃったんですか。
KID いや、向こうにもスケボーは持っていたんですよ。でも、自分の周りにスケボーをやっているヤツがいなくて、自然とやんなくなったんですよ。
― アメリカでのKID選手の友達って、どんな感じの人たちだったんですか。
KID まあ、悪い友達ですよ(笑)。
― 悪い人たちですか(笑)。今でも向こうの人たちと交流はあるんですか。
KID 向こうのヤツらですか? 今は連絡取ってないですね。ずっと前に一回だけ連絡を取ったんですけど、その時「この間、○○が捕まった」って言われたんですよね(笑)。
― わりとハードな人たちなんですね(笑)。ということは、アメリカにいた時、恐い思いも何回かされたんじゃないですか?
KID そうですね、恐い思いは何回かしましたよ。
― 若者同士の抗争とかに巻き込まれたりしたんですか。
KID いや、そういう話じゃなくて、若いヤツらがたくさん集まったら、やっぱり多少なり揉め事って起こるじゃないですか。そういう普通のケンカでも、アメリカの場合だと『銃』にまで発展しちゃうんですよ。ヒドイですよ、すごくヒョロヒョロしたヤツが銃持った途端にいきなり強がっちゃったりするんですから。そういうところは、やっぱり最高に嫌でしたね。
― 向こうに行ってた時、自分が日本人だからということで周りにナメられたっていうようなことってありましたか。
KID いや、そうでもないですよ。周りにいたヤツらがヒスパニック系ばっかりだったんで。メキシコ系の人間ですよね。だから「おい、お前。外の人間か? 一緒に遊ぼーぜ」みたいな感じでしたよ。
― へえ、そういうものなんですか。
KID まあ、そういう感じですよ。それに俺はずっとレスリングをやっていましたからね。ナメられるようなことは、ほとんどなかったですよ。
― なるほど。では、今現在で何かハマっているものってありますか。まさか、スケボーじゃないとは思うんですけど。
KID今日も一緒に来ていますけど、犬と遊ぶのはすごくいいですよね。
― 犬は何歳なんですか?
KID あれは七ヶ月ぐらいですね。
― その割にはけっこう大きいですよね。
KID そうですか? 普通の犬と同じくらいだと思いますよ。
― 『犬派』『猫派』に分かれるとしたら、昔から『犬派』ですか?
KID 『犬派』ですね。
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