■衝撃!ハッスルを知らない!
アントニオ猪木
スペシャルインタビュー!
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■“WE ARE ALL ONE”
須藤元気インタビュー!
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― 1週間の短期日本滞在にもかかわらず、取材の時間をいただきありがとうございます。
今日は猪木さんに今の格闘界に対して様々な意見を頂けたらと考えております。よろしくお願いします。
― 先月のPRIDE-GPはご覧になりましたか?
猪木:知っているよ。ヒョードルとノゲイラが決勝戦をやったのだろ!打撃(パウント)vs寝技の頂上決戦といった感じだったよなぁ〜!!始まって2分ぐらいで偶然のバッティングによりレフリーストップとなり、煮え切らない試合になったみたいだね。俺から言わせれば、ノーコンテストなんて言わずに、白黒決着つけちまえと言いたいよ。(笑)
― ヒョードルvsノゲイラは10月に再戦の予定みたいです。
猪木:早ければ、早いほどいいんじゃないの!!
引っ張りすぎると、ファンのテンションも落ちてしまうからなぁ!客を喜ばすためにも、一日も早く二人の試合を組むべきだよ!!二人のためにもよくないよなぁ!!
― あのまま続いていたら、どのような結果だったと猪木さんはお考えですか??
猪木:力は拮抗していた感じがするよ!どちらが勝つかは神のみぞ知るといったところじゃ〜ないかなぁ!俺が語ったところで、誰も共感してくれないんじゃないの?
― 猪木ファンには影響あると思いますが・・・
猪木:今は、俺の出る幕じゃないよ!!ただ、俺もこの試合は完全決着を早く観たいなぁ〜。ヒョードル、ノゲイラは、もとを糺せば前田んとこの選手であって、その前田は俺の元を去っていき、プロレスから格闘技の世界に羽ばたいてった一人だろ!ルーツをたどっていくと、俺の育てた人間が、真剣に取り組み、素晴らしい選手をPRIDEって大舞台に放つことが出来たことは、いいことなんじゃないかなぁ!!俺もうれしいよ!!
― 今、猪木さんは格闘技界に対して、主にどういった活動をなさっているのですか??
猪木:米国で静かな生活を送っているから、何もしていないよ!格闘技関連の仕事は少し休みを取っている感じだね。。何をしているかといえば、1ヶ月〜2ヶ月に一度だけ日本に帰ってきて、少しプロレス関係の仕事をして、また米国に帰るといった生活かなぁ。格闘技界に対して、今は充電期間を設け、精気を養っているところだなぁ!
― 小川直也のハッスルブームを知ってますか?
猪木:ビデオでPRIDE観ていたら小川が出てきたんだが 、周囲の人間に観ないほうがいいって言われたから、試合以外はみなかったよ。
 ― 『3・・・2・・・1・・・ハッスル〜!』って知らないですか?
猪木:知らないなぁ!!俺の掛け声が変化したのだろ!!若い奴の勢いって感じが、いいんじゃないの!!俺が今更、何か新しいことをしたところで、誰も驚かないだろうし、他の奴が変わりにできるのなら、それはそれで素晴らしいことなんじゃないか!
― 寛大ですね!!完全にパクってますよ?
猪木:だってそうじゃない!!小川がPRIDEの人気を更に高めたのだから、その掛け声が1つのシンボルになっていくのは大いに結構なことだよ!
― 少し早い話ですが、年末恒例、猪木ボンバイエの興行を2004年締めくくる大晦日にやる予定はあるのですか?
猪木:俺を担ぎ上げて、やりたいって人間がいればやる!ただ、去年の年末は日本テレビでやるって知らない状況で先頭に立って行ってしまい、他局との視聴率争いに巻き込まれてしまった事と、対戦カードが俺の思い描くものにならず、終わってみれば不甲斐ない結果になってしまった事実・・・・その辺のイザコザが解決できたらだね!!ただ、今の段階では今年の年末はどうなるか分からないな!お金くれれば、絶対やるけど!(笑)
― 猪木さんが年末に観れないのは残念ですが・・・・
猪木:ファンは俺を待ち望んでくれている事実は受け止めているよ。これから年末に向けて、色々仕掛けていくさぁ!クリアーしなければいけない問題が山ほどあるから、がんばってみるよ。
― 期待しております。
(C)モッツ出版

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